バイクな話題
これはカッコイイのか? ~ハスクバーナーからストリートバイク
http://www.husqvarna-motorcycles.com/jp_jp/news/detail/news/husqvarna-unveils-exciting-new-street-models.html
ハスクバーナーってアメトーークの印象が強すぎてチュート徳井氏の顔しか思い浮かばないわたしです。
このルックスと「ストリートバイク」というカテゴリ(そんなカテゴリがあったのか・・・)から思い浮かぶのはカスタムバーニングに載ってる数々のSRな訳ですが、それを市販車でやっちゃうっていう発想に驚かされるというか、ハスクバーナーがKTM傘下に入ったのは割と最近だったように思うんですがニッチなところを狙わないと立ち行かないのかなぁ?なんて余計な詮索をしてみたりもします。
チュート徳井氏のNUDAも万人受けはしそうにないデザインですもんね。
しかし乗りにくそうなカタチしてますな。
似たようなショートフェンダーとかよく見ますけど、色んな物を跳ね上げそうでコワイです。あれは大丈夫なんでしょうか?
・・と、自分的に大きいイベントがあったのに何事もなかったかのように全く関係ないエントリーを書くのがBooBikeの持ち味です(笑)
Ninja H2市販モデル来た!
http://ninja-h2.com/h2.html
遂に発表されたNinja H2の市販モデル。
気になるスペックは1000cc(正確には998cc)の200馬力。インパクト絶大のH2Rの300馬力が先だったのもあって「そうですか」ってなっちゃいがちですけど、市販車がリッター200馬力なんて車の世界だってありえない数字で、マジで空を飛ぶかバク宙でもするんじゃないか?ってくらいのものだと思います。
ホントにこんなの出して大丈夫なん?って今更ながら怖くなるって言うか。
H2Rとベースは同じな訳ですから、重たそうなマフラーを軽量タイプに変えてECUのセッティングを変えればH2R並みのスペックへ引き上げられるんでは?という想定が既に囁かれていたりします。
H2買おうかなんて御仁は当然それも視野に入れてるんでしょうナ。
気になるスーパーチャージャーはちょっと前の速報にもあったんだけど、タンクの下のちょうど車体のど真ん中にある。見えないのに赤い塗装で「どうだ!」って感じのまさに心臓。
このスーパーチャージャー、普通に考えればラムエアを更に圧縮させるってところなんだけど、どうもラムエアとは独立してるっぽくてサッパリ謎です。エアフロー図を見てみたいなぁ。
それに関係するフロントのインテーク周り、まず驚いたのは(もう何もかも驚きなんだけど)ヘッドライトのデザイン。
当然H2Rでのラムエアインテークのところにライトが入るもんだと思ってたら、インテークは残しつつまさかのこの配置。新しい発想ですねぇ。こんな小さいので良いの?みたいな。
ってか開口部が黒目みたいでコワイんですけど・・・
このインテークもH2Rが両方ともが開口になってるのに対し、H2はどうも片側に蓋をしてもう一方だけを開放してるようです。ダクトそのものはフレームの一部を構成するものだから、ここは当然のように蓋を外すっていうH2R化改造のターゲットにされそうです。
フロントカウル関係では例の空を飛ぶ為の(笑)フロントウイングの先端にウインカー内蔵のミラーが付く。
こんなデカいパーツをカウルに内蔵するんじゃなくてこんなに出っ張らせたのも、空気抵抗を大きくするためのデチューンの一環と思わざるを得ず。
日本だと発光色に限らず無灯火時の白ってのは車検に通らないはずだから、ストップランプも含めて日本バージョンは電球を換えてくることになるでしょうか。
シートには背もたれが。背もたれというか、これは吹っ飛ばされない&足を踏ん張るためにお尻を押さえつけるもののようで、いわば車のバケットシート。
何から何まで新しい思想がてんこ盛り。こんなバイク見たことねぇや。
インパネは回転計をアナログ表示させてその他はデジタル表示って感じ。「BOOST」の液晶インジケーターがあるけど、これはターボインジケーターなのか、まさかブースト圧を表示するとか?あれあんまり意味無いんですけどねぇ。
メーター周囲に配置されてるLEDインジケーターに謎の傘マークがあります。H2にはウエット面にも対応できるように3モード9パターンのトラクションコントロールが搭載されてるんでそれ関係のインジケーターか、もしかすると路面状況を告知してくれるようなものかもしれません。(どんなセンサーなんだ?)
こんなバイク、転倒でもしようものならあの世へ一直線のような気がしますから、何が何でもコケさせないような装備をブチ込んでるというところでしょうか。
ブレーキはこのハイパワーを御すため当然のようにブレンボ。
どう転んでも欧米を越えられないデザインはさておき、単に円盤を挟み込むだけのものに日本のメーカーが太刀打ちできない特別な技術があるのかっていうのが長年の疑問です。
XJRがブレンボをやめて住友にしたっていうあたりになんか鍵が隠されてそうなんですけど、ここまでカワサキが自社技術に拘ったH2(R)にでさえブレンボを使わざるを得なかったというのは、何かがあるんでしょうねぇ。。。
総重量はまさかの238kg。重たっ!
でもたぶんマフラーが20kgくらいはありそうだから、ここはサードパーティが絶対目を付けてくるでしょうね。
お値段は25000ドルなので、110円換算だと275万。日本向けは更にデチューンされて販売価格310万くらい?それを並行輸入業者がフルパワーと称して290万くらいで売って儲けようとする・・・って流れになるでしょうか。
でもたぶん日本で正式販売ってのはなくて逆車扱いになるんだろうなぁ。
最後に2ちゃんで総括されていますのでそれを引用しておきます。
我々が現実に買うべきもの:R1
頑張れば買えるかもしれないなので褒めておくべきもの:H2
買えないので貶しておくべきもの:RC213VーRS大体このような態度を取ればよいのです
わたしも概ね同意です(笑)
太っ腹だぜトライアンフ
http://www.triumphmotorcycles.jp/
キャンペーン告知ページは長ったらしいURLな上に、いつものようにトライアンフジャパンは平気で2バイト文字を入れて作っちゃうのでトップページへリンク。
社名も変えて乗りに乗ってるトライアンフモーターサイクルズジャパンが、タイガーシリーズ購入の人に「アドベンチャーキャンペーン」と称したすごいキャンペーンを開催中です。
開催期間は11/1~12/31(大晦日も営業してんの?)
対象車輌はTiger Explorer/XCとTiger 800/XC/XC SE。ウィンダム的な顔したアイツらですな。
当然のように新車を指定の販売店で買った人のみ。
その内容が凄くて、まずはこのオプションパーツがもれなくもらえる。
【Tiger Explorer/XC】
・エクスプローラーパニアキット
・ヒ―テッドグリップキット
・削りだしスイッチマウントキット
・ヒーテッドライダーシート
【Tiger 800/XC/XC SE】
・トップボックス
・スライディングキャリッジ
・ヒーテッドグリップキット
・アジャスタブルハイスクリーンキット
・トップボックスバックレストパッド
エクスプローラーの方は普通に買えば20万、800の方も15万するようなもの。
それも「こんなもんいらない」とか「まぁもらえるなら」レベルのものではなく、タイガーシリーズを買おうかって人にとっては「付けたいけどなぁ、予算がなぁ」なものばかりだと思われ、こんなもん実質的な特別仕様車+値下げって言って良いような内容なのではないかと。
これだけでも大変な話なのに、更にオリジナル・キャンプキットまでこれまたもれなくプレゼントされるっていう「どうしたんだ?トライアンフ?」なことに。
新社長就任関係か何かですか?
「おい、社長が変わって売上が落ちたなんてことになったらえらいことだぞ。絶対売上伸びるような何かを考えろ」
みたいな。
そのキットの内容ってのがこれまた凄くて
・ツーリングテント
・フォールディングテーブル
・フォールディングチェア
の3点セットで、これも「まぁもらっておくか」じゃなくて、市価2万相当のもので「マジっすか!もらるんスか!」な物。
まぁタイガー買おうって人はキャンプへ間違いなく行くでしょうから、その時に非常に重宝しそうなものばかりです。持ってる人でもトライアンフロゴ入りともなるとキャンプ場での目立ち度も高いしちょっとした自尊心をくすぐる内容ですから、もっと良い物を持っていてもこっちへ代替わりさせたいようなものではないかと。
ショボいバッグとかつけてるどこかのメーカーも見倣って欲しいものですな。
サイコロライダース
11/6の「とんねるずのみなさんのおかげでした」で放送されるはずだった企画。
チラっとしか映らなかったツーリング計画は山梨とかのあたり?で候補に挙げてる12のポイントに対してサイコロを振って出た目で行くところを決める、みたいな企画でしょうか?
これ、なんかライダーの中で流行りそうな気配感じます。
しかし残念ながら雨のためお流れに。屋根のあるフジテレビ前でちょっとだけ各自のバイクをお披露目して終わっちゃいました。
メンバーに矢作さんとイトダ(笑)さんがいたので、またあのキック始動とカイヤバイクいじりが出るんだろうなってのがわかって興ざめではあったんだけど、武田さんはカッコ良かったですねぇ。彼はハーレーじゃなくてZ1000あたりのSFの方が格好良さ倍増すると思うんだけどなー。
あとREDさんをブッキングしたのは意味不明。「みなさん~」なんだからチンピラ改めフィリップことハライチのノリツッコミじゃない方を呼んであげれば良いのに。
そしたらアメトーークでもあまり見られなかった初代マッハが見られて幸せになれるし。
石橋さんが持って来た(ってことになってる)タンデムシートにサウザーがふんぞり返ってそうなバイクはボンバルディアのカンナムスパイダーですな。3気筒1300cc。きっと一番良いRTリミテッドでしょうから290万円。
あれは厳密に言えばトライクじゃなくてトリシティみたいに前輪が2つでリバーストライクと呼んでるそうですけど、あれを借りるくらいならハーレーのトライクを借りれば良いのに。
でもそうなっちゃうとみーーんなハーレーってなって、それもいかがなものかと思われるし、メインMCの最大限の安全性を担保するためにはあれじゃないとダメなのかもしれません。
誰かNinjaとか隼みたいなのを持ってきて強烈なインパクトを与えて欲しかったところなんですけど、そういうの乗ってる人がいないんですよね。
数百万する時計やポルシェを買う企画があるんだから、二輪免許持ってる芸人をリサーチしておいてバイクを買わせる企画があっても良いかも。
それこそイトダさんのハーレーを無理矢理下取りさせて、隼にさせちゃうとか(笑)
「照明ガッチャン」はなかなかハードなネタでこういうノリが一般化されちゃうと困るものがあるんだけど、かと言って「スタッフが後でおいしくいただきました」的な「後で修理代はお支払いしました」ってテロップ出ちゃうととたんに興ざめになっちゃうし難しいものですね。
ネットでは大不評ですけど、たぶんイトダさんの収入を知ると180度変わるんじゃないと思います。
そしてアレ、たぶん木梨さんだったら蹴り倒してるでしょうからこれでもマシだったような気が。
というかたしか木梨さんは大型持ってるはずなんで、木梨さん企画の方が合ってるというか、「とんねるずの」なんだから2人一緒にやれば良いのにねぇ。
ということで、早くこの企画が実現して欲しいなと熱望中なのであります。
こっちの方まで走りに来て・・・くれないだろうなぁ。
ここもヤマハが持っていきます ~MT-09トレーサーが欧州で発売
個人的にスズキが慌ててVストロームミーティングを開いてユーザー囲い込みに走ろうとしたのは、これの発売が控えてるからだと勘ぐってるMT-09ベースのアドベンチャー、MT-09トレーサーが2015年3月からヨーロッパで販売開始されます。
MT-09の好調さから間違いなく日本にも入って来ると思われ、Vストロームやヴェルシスとアツい戦いを繰り広げるのでは?とワクワク・・・はしてないんですけど(いまいちよくわからない分野なので)、こういう多種多様なバイクが各社で出揃うというのは大歓迎な話。
そんな中でクロスプレーンコンセプトっていうプラットフォームを共通化しようって方針を立ててるヤマハが評判最高のMT-09を放っておかないのは当然の成り行きで、MT-09を使うとなってまず考えるのはそりゃこっち方面になりますわなっていうのはわたしみたいな素人でもよくわかる話。
きっと次はクラシカルで重厚なバイクです。トライアンフにぶつけるのです(笑)
R1200GSは別格として、かつてのスーパーテレネとか「VFR」という名前に滅法弱いわたしが注目せざるを得ないVFR1200Xとかっていうリッターオーバーな流れから、Vストローム650に代表されるような600cc~800ccあたりにメインどころがシフトして来てるのは、日本で乗るという大前提がある以上このサイズが最適なんだろうなということがみんなわかってきたからなんじゃないかと考えます。日本の悪路って狭~い山ん中なんだからそこで重たいバイクでもないでしょ的な。
そこから考えると今後実際にこの手のバイクで「どれを買おうか」ってなった時の選択としては、ベースになるMT-09がすごく乗りやすいと評判なMT-09トレーサーで持っていけるぞってヤマハの中の人が考えるのも自然ななりゆきだなと。
しかしむかしむかしにTDRが出た時は「なんだこりゃ?」って思ったものなんですけど、ヤマハはこういうオフ的な街乗り、みたいなコンセプトが好きですな。
お値段は9499ユーロなんで、140円換算で133万・・・
国内販売するとなると140万とか?
いくらなんでもそれは強気すぎるんじゃね?