バイクな話題
ヤマハ、強気だな ~YZF-R25販売計画発表
http://www.yamaha-motor.co.jp/mc/sportsbike/yzf-r25/
http://www.yamaha-motor.co.jp/mc/campaign/yzf-r25/
引っ張りに引っ張ったYZF-R25の販売に関する詳細が発表されました。
発売日は12/15(月)
お値段税込み55.62万円
年間販売台数7000台
製造するのはヤマハインドネシア。でも逆車じゃなくてヤマハの正規販売車。
ABS仕様は来春になる見込み。
ここまで露出しまくってるだけに「欲しい!」って人は既に予約を入れてると思われ、その手応えが年間販売台数7000台という超強気設定になってるものと想像してみます。なんせ去年のNinjaが約6000台売れた訳ですから、その強気っぷりたるや・・・です。
しかし価格はトリシティみたいなサプライズ価格ではなく、Ninjaとモロにぶつかる設定。ヤマハ、ガチだ。リアルガチ。
そしてブラックメタリックXという塗色はかつてのGPZを彷彿とさせててNinjaへの挑発具合も抜かりがない(と思ってるのはたぶんわたしだけ)
こりゃCBRもGSRも眼中に無いな・・・と思ったら、コンセプトが「毎日乗れるスーパーバイク」なんだとか。なんかブレてる気がするというか、YZFにそんな使い勝手を求めてる人がいるんでしょうか?そっち目的ならGSR、50歩ほど譲ってCBRでしょ。
そんなことを思ってたら、Ninjaに単気筒モデルがあるというのを思い出しました。
MTシリーズとトリシティ爆売れでイケイケなヤマハ。戦闘的ルックスで大本命Ninjaを追い落とし、乗りやすさアピールで単気筒Ninjaや他社バイクのシェアをと、もう何もかも根こそぎ持って行くつもりなのかも。
燃費は公称リッター33.5kmということは実質は20くらいはいくって感じでしょうか?タンク容量が14Lなのでこれでいけば250kmくらいで給油って感じ?
常々思ってるんですが、400km、500kmと無給油でいけるようなバイクがあったって良いと思うんですよねぇ。
そしてYZF-R25発売に合わせて「R25デビュー記念キャンペーン」が始動。
特定店舗でYZF-R25の新車を購入すると、ナント(笑)オリジナルバナナバッグがもらえる。
この手のバッグはわたしも半年ほど前にディーゼルのを見てピンときたので後先考えずに買ったんですが、見た目以上に荷物が入らず自分のインスピレーションほど信用できないものはないなと痛感した次第です。
フィット感はあるから、バイク乗るときには良い・・・のかなぁ?
BOLTの販促品も謎だったですがこんなもんにはヘタな実用性を求めるんじゃなくて、音叉マークのオーナメントとかTZRのアルミフレームを輪切りにしたものとか(笑)もっとヤマハ色を全面に押し出しつつ全く意味のないブツの方が良いと思います。
実は記念になるものってそういうものじゃないかな?って思うんですがどんなもんでしょう?
そんなに売れていたとは! ~スズキがVストロームミーティング開催
http://www1.suzuki.co.jp/motor/vstrom_meeting2014/
隼祭り協賛で味をしめた(笑)スズキがVストロームに特化したイベントを開催することを発表。
場所にスズキ本社を選ぶあたりに若干の手探り感を感じますが、こういう車種を特化したイベントってリスク高いですから、その対象にVストロームを選んだということは400cc以上の売上TOP10に1台も送り込むことができてないスズキがこのバイクに大きな期待を寄せてることの現れなんだろうなと想像してます。
隼であれだけイケるんだったらVストローム余裕だろ、みたいな。
ヴェルシス発表後に「Vストローム購入しました」的な報告があちこちから上がっていたのも関係してるのかもしれませんし、ヤマハのMT-09ベースの新型アドベンチャーへの牽制もあるのかも。
日時は11/16(日)11:00~14:00
入場料無料なんで近かったら「Uストリーム」みたいなステッカーでも貼って(笑)行ってみちゃうんだけどなー
絶対日本向けでしょう、コレ ~Vulcan S発表
http://www.kawasaki-cp.khi.co.jp/mcy/street/15_en650ab.html
川崎重工は北米向け2015ニューモデルとして「Vulcan S」を発表、10月16日より米フロリダ州で開催されているモーターサイクルショー「AIM Expo 2014」に出展しました。
BOLTやMT-1、ロードスターあたりを彷彿とさせるようなデザインなのにヤマハじゃないってのがヤマハのナメリカン乗りとしては忸怩たる思いがある訳ですが、それよりもなぜカワサキがVulcan900とは全然テイストの違うこれを出して来たのかの方に興味があったりします。
Valcanっぽくないという以上にカワサキっぽくないんですけど・・・。
エンジンはヴェルシスとかNinjaで使ってるものと同じ・・・ってNinjaに650があったのかってのと650でも2気筒なのかって驚きの方が大きかったりします。
そもそも650ccでエントリーモデルとかミドルサイズとかって言うあたりに違和感を覚えつつ、アメリカの広大な大地はどうなのかわかりませんけど、日本ではこのクラス、650とかナナハンってのがベストなんじゃないかなぁって最近よく感じてます。
そう思って改めてこのValcun Sを見てみると、ルックスもさることながら装備面で日本人がこの手のバイクでネックになりがちなハンドルの遠さを解消するために、ハンドルや着座位置を変えられたり、フットステップの位置を変えたりできる機構があったりするのは完全に日本市場を意識してると思えちゃうんですがどんなもんでしょう?
まだ250も出てないのに? ~YZF-R3発表
http://global.yamaha-motor.com/jp/news/2014/1017/yzf-r3.html
日本じゃR25も売ってないってのに、エンジンを320ccにしたYZF-R3が発表されてます。
2015年1月から北米で販売開始されるとのことですが、アメリカでこの手のバイクっていまいちピンときません。需要あるのかな?
わたしなんかは300ccとか350ccみたいな排気量を聞くと、単眼+ビキニカウルで「族車みたいだ」と思ってたバイク(名前は不明)を思い出してしまって、どうにもこうにも「なぜ?の嵐」なんですけど(ちなみにさぼてんはおニャン子世代ど真ん中ですが、全くハマってませんでした)400じゃないってのは各国の規制とも関係してたりするんでしょうか?
400以上は別として、排気量が多いのに越したことはないって思うんですけどあえて320にしたヤマハの真意を知りたいところ。
そして「扱い易い2気筒エンジン」というのは単気筒と比べて、ということなんでしょうか。
バブルな人間から言わせてもらうと、FZRの4気筒からここまで落としておいて比較対象が単気筒ってのは納得いかないっす。
かつてのFZ250フェーザー(FAZERじゃなくてPHAZER)を彷彿とさせるような赤白の塗色をラインナップへ入れてるのは非常に好印象。やっぱバイクにはこの塗色がないといけません。
FZ250フェーザーは後々FZRへと進化する訳で、YZFも将来的にはYZRとして大変身して欲しいなと勝手に妄想する次第です。
北米販売価格は4990ドルとのことで、1ドル=100円で計算すれば約50万。
国内販売するとすれば60万と言ったところでしょうか。
高っ
その方向性は良いのか? ~XJRに新塗色
http://global.yamaha-motor.com/jp/news/2014/1017/xjr1300.html
BOLTしかりSRのカスタムしかりヤマハお得意なのが(SRカスタムはユーザーがやってんだけど)カフェ仕様ってのはなんとなく感じてはいたんですが、XJRをそっちへ持ってっちゃいかんと思います。
てかBOLTがあるでしょ。自分らで食い合ってどうするかな。
今でこそXJRってCBの対抗馬とされてるようだけど、そもそもはゼファーを最新鋭化・先鋭化・格好良さ化(笑)させるって方向性だったはずで、XJRにはこういう変化球じゃなくていわゆるネイキッドスタイルというものを現代的に極める方向であって欲しいものです。
カフェ需要はBOLTに任せておけば良いし、教習車もCB750からXJR1300に移ってると聞きますし(教官&生徒のご苦労をお察しします)、CB1100EXへの対抗として・・・なんて色気を出すんじゃなくて、XJRはそういうバイクじゃないんだ!って王道(「覇道」の方が合ってるか?)を行けば良いのだ。
そんなことよりブレンボはまた使って欲しいところですし、ポジショニングインジケーターも欲しいです。そっち方面の充実でよろしくお願いします。
お値段は税込み112.24万円。
排気量×1000円のさぼてん基準wからすれば割安感があります。
これが年間販売目標200台ってのは寂しい限りですな。桁が1つ足りないよ。
ただわたしならCB1100EX(ABS付きで125.28万円)を選んじゃうんですが(笑)