CGみたいなGNみたいな
http://www.m-bike.sakura.ne.jp/?p=63506
台湾の「HARTFORD MOTORS」(ハートフォード モータース)なるメーカーが作っている気になるバイクが輸入開始されている模様。
ラインナップは
・Mini125
・Mini150
・Leopard HD200S
の3車。
ハートフォード社からは「全て自社生産」と発表されてるんだけど、Miniの方はホンダが海外生産してるCGとそっくりで、LeopardはスズキのGNそっくりっていう。「自社開発」とは言ってないところがミソかもしれない。
ハートフォードマークも偽ウルトラマンよろしくホンダのワルバージョンみたいな感じだし。
ざっと主だったところを。
まずはMini。
エンジンは4ストローク単気筒、キャブ仕様。
なかなか高回転域に振ったエンジンっぽい・・・っていうか、少排気量で低回転域なんて無理な話なのかも。
そしてボア×ストロークが56.5mm×49.5mm(125の方)っていうCGと全く同じというのは、こういうエンジンを作るとどうしてもそうなっちゃうからだと思うことにしたいと思います。
始動はセルとキックの併用。
ギアは5速。
ブレーキはフロントのみシングルディスク。まぁこのあたりはSRだってそうなんだからこんなもんなんでしょう。
タイヤが12インチってのは、スクーターが14インチをはき始めてる昨今ではちょっと寂しいような気がします。わたしなんかが乗ると笑いしか生み出さないだろうなぁ。
気になる燃費は発表で47km/Lですから、40は行ってくれそう。タンク容量6Lで240kmか・・・。
150の方は発表で38km/Lなのでもっと少なくなっちゃう。
個人的に燃費の良さがタンク容量でスポイルされるっていうのはとてももったいないと思っています。
そしてLeopard HD200S。横からのルックスはまんまGN125なのが・・・。
オイルクーラー付いてるのが注目になるでしょうか。
200cc、わたしだったらVANVANを・・・ゲフンゲフン!!
わたしが見る限りではどちらも劣化コピーと言わざるを得ない感じで「台湾らしくもない!」って叫びたいというか。
中身は中華製よりはるかにクオリティ高いんだろうから、正規にライセンス取って作れば良いのになぁとも思う訳ですけど、そうなると価格面で対抗できなくなる訳で・・・台湾メーカーとしてはこのあたりが苦しいところなんでしょうナ。
上のリンク先記事ではZ650LTDの名前まで出してきてるのが苦しさ満点と言いますか、それが欲しい人はここへは行かないでしょ(笑)
Mini125は税込み約25万円、Mini150が約28万、Leopardは約30万。
このクラスの中華バイクは20万切るだけに苦戦の予感。悲しいかな装備的にも中華の方が上なんですよねぇ・・・
なお日本ではn-MOTORS事業部が一手に取り扱ってるようです。親会社の成川商会はベスパを扱ってるところなので全国に代理店があるようです。
http://www.n-motors.net/?from=mr-bike
同じ台湾ならカワサキのJ300、あれをお願いしたいです。