もう誰も愛せない
ようやく岡山と鳥取の間にある峠が越えられるようになったとのウワサを聞きつけて向かった先は鳥取県は智頭というところ。
お目当ては智頭駅近くにある「樹里」という喫茶店で出してるナポリタンスパゲッティ。パスタじゃなくてスパゲッティ。
熱々の鉄板にナポリタン。上には生卵が落としてあってその生卵をまだ鉄板が熱いうちに麺とグチャグチャに混ぜる訳ですよ。
そうすると石焼きビビンバ風にジューと鉄板で熱せられてたまごが良い感じにカルボナーラ的というか、むしろスクランブルエッグ状態で麺に絡まってくれて、これが非常にうまい!
この手のスパゲッティっていうのは、名古屋方面では定番らしいんですけど、こっちではなかなか食べられないんで、まぁそんなもんはてめぇで作りゃ良いってだけの話なんですけど、智頭って鳥取方面へ向けて走る時の通り道で、ちょうど小腹が減ってる頃に通る訳ですよ。すると自然に親指がウインカーに伸びて、みたいな(笑)
実はわたしの地元にも昔同じようなものを出す喫茶店がありまして、小さい頃はよく連れてってもらってたり、学生時代とかも(授業を抜け出してってのは無かったですけど)よく行ってたものなのです。
わたしらの学生時代って喫茶店もそこらうちじゅうにあって、みんなそれぞれ何軒か行きつけみたいなのを持ってたんですね。
わたしの場合はそのスパゲッティを出してたとこがそうで、小腹すくとよく行ってたのです。
まぁ小腹すくで言えば四六時中小腹すいてた訳なんですけど、わたしにとってはそのスパゲッティってのは懐かしの味でもある訳です。
そういうシンパシー?レトリック?ノスタルジー?その頃に戻ったような錯覚というか、おっさん的懐古趣味みたいなものにひたれるのがなんとも言えないんですね。
智頭にあるその店の雰囲気もあの頃の・・・、って思わせるちょっと薄暗い感じで非常に良いものでしてwatkして向かった訳ですね。
で、到着してみると・・・
貸し切りで入れず!
うおーーーーっっ!!! ←タイトルとようやくリンク