事故を繰り返さないために
http://news.webike.net/columnDetail.do?news_id=137
先日のハーレーのマスツーで起きた事故についてはライダーの間ではよく知られてると思うんですが、こういうのは本人がお亡くなりになってるだけに本当の原因がわからなくて悔しさとかいたたまれなさに苛まれてしまいます。
わたしもツーリング動画が好きで良く見てるんですけど「それはどうやって録ってんだ?」ってのがたまにあります。
例えば高速で隊列を成して走ってるところを横から録ってるやつ。
タンデムの人が録ってるのならわかるんだけど、どうもそうじゃない。
自分は前見てカメラだけ横向けてるならそれはまぁ良いとは思うんだけど、それにしてはちゃんと特定の人をおっかけたりしててそれって肉眼でも追ってるでしょ?ってしか思えなかったりします。
前向いててもハンドルやタイヤ、路面の状態によって微妙な調整って必要だったりしますし、よく「自分の曲がりたい方向を見れば自然とそっちへバイクは進んでくれる」なんて言ったりしますから、横なんか向いてたらとんでもない方向へ行きかねない。
仮に時速80kmで走ってるとして、空走距離(危険を感じてブレーキをかけ、実際にブレーキが効き始めるまで)は60mほど。
60mって中央分離帯どころか反対車線も通り越した更に向こうへ飛び出してもまだ足りないくらいで、高速道路でおかしなことをやるのがどれだけ危険かってのがわかる。
ただいつも言ってるように誰も事故りたくて事故ってる訳じゃなくて、他人からすれば「それどう考えても事故るだろ」って運転でも本人的にはそうでもなかったりする。
だからこそライダー・ドライバーは知識を増やさなければならない訳で(経験を増やそうとしてもカラダが持たないのでw)、時には減点付きの人が免許更新の時に見せられるようなハードなもの、もっと言えばグロいものまで見なきゃならないと思ったりするのです。
あと同乗者がいる時、バイクの場合はタンデムな人もある意味必死でしがみついてるでしょうからそうでもないかもですが、車の場合「ホラホラあれ見て」とかとんでもない方向を指さす人がいますのでそんなものに反応しないよう要注意です。
これからは紅葉で景色に目を奪われがちなんですけど(わたしも真っ黄色になったイチョウがあるとついつい見てしまう)、気を付けたいものですな。