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ジスペケなんて呼んでるのは古い人だけ ~新GSXシリーズお披露目
「あぶない刑事シリーズ」で舘くんが犯人を追いかけてる時、ちょうど良いタイミングで若者が乗ろうとしてるバイクがGSX-R1100。
舘くんは「ちょっとこれ貸して」と勝手に乗っていく(ノーヘルで)のがいつものパターン。
当時舘くんはスズキのCM(四輪の方)をやってるのもあって日産が車輌提供してるこのドラマ内では絶対に車の運転をしなかったのもあって、その分「横浜にはGSXしかないのか?」ってくらいGSXが出てた(笑)
スーツ姿にレプリカっていうのは違和感満載だったけど、スズキとしても乗るなら最高峰のGSX-Rに乗ってくれなきゃ困るってことだったんでしょうね。
そして当時はまだ免許制度改正前で、リッターオーバーバイクそのものが珍しい中でそれを乗り回す舘ひろしに憧れた少年&中免ライダーは非常に多かったのであります。(わたしもそんな1人)
そんな話はどうでもよく。
ドイツで開催中の見本市「インターモト」でスズキの新モデルがお披露目になりました。
目玉は新型ネイキッドGSX-S。
Rの廉価版って訳じゃなくてトラクションコントロールとかブレンボのブレーキとかとても奢った装備でスズキの本気度がうかがい知れます。(で、スズキのブレンボはスズンボとか言ったりしないの?)
GSX-Sと言えばカタナを思い起こす人も多いかもですが、あれはGSX1100S。今回のはGSX-S1000。
隼がGSX1300RとしてGSX-R1000とは全くの別物とされたように、どうやらSやRやFが名前のどこに付くかで全然別物になる模様。
わかり辛いッス・・・
更に今回はSF的ルックスのGSX-S1000に加えフルカウル仕様のGSX-S1000Fなんてのも発表されてて、わたしみたいに中途半端な知識しかない人間にとってはもはやこれはGSX-Rと何がどう違うのかもサッパリわからない状態に。
GSX-RRとか隼がGSX-Rの進化版とするならば、GSX-SはGSX-Rのツアラー版という位置付けなんでしょうか。
これもGSRを知ってたからなんとかこじつけで理解した(つもり)ですけど、じゃあGSX-Rって何?って疑問も沸き上がってきたりして混乱が混乱を呼ぶような気がします。
そのGSX-R1000にはABS仕様車が追加に。
ミラーにウインカーが組み込まれてるルックスはペガッサ星人を彷彿とさせて微笑ましいですナ。
古い方にはGSFでお馴染みのバンディッドはハーフカウル付きに。
ツアラーにするならするでもっと思い切れよ、と思いつつもどうもこれはGSR250の路線を踏襲しそうな気配がプンプンしてて、半年後あたりにフルカウル仕様が出てGSX-Sと食い合うんじゃないかと危惧してみたりします。(ホントは興味ないので危惧もしてない)
というかバンディッドも元々の250ccのやつはプレーンなネイキッドだったんだし、大排気量のこっちもCB1100EX方面へ振れば良いのに。
・・・と思ってよく考えてみると、実はこのクラスでこの手のバイクってあまり選択肢が無くって。
GSRの時も感心したんですけど、スズキってニッチなところ(笑)をソツなく押さえてるんですね。